漁具
まき網
魚群をまるごと一度に捕る

これは何か
漁船が長い網の壁で魚群を取り囲み、底を巾着のように絞ります。網は、魚が船縁に押し詰められるまで引き上げられます。
仕組みの中での位置
一回の投網で魚群がまるごと獲れるため、マグロ、イワシ、サバなどの浮魚に広く使われます。一投あたりの量こそが、この漁法の論理そのものです。
福祉上の問題
魚は密集して互いや網に押し付けられ、鱗を失い、力を使い果たします。そのあと空気にさらされ、捕獲後に時間をかけて死んでいきます。船が狙っていなかった動物も、同じ網の中で揚がってきます。
正確に言うと
まき網は、底びき網のように海底を削ることはありません。一投でどれだけの混獲が出るかは、対象の魚種、場所、そして集魚装置を使うかどうかによって変わります。

